弁護士 森田冴子

AIに法律相談しても大丈夫?弁護士が考える“AI時代の法律サービス”

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AIに法律相談しても大丈夫?弁護士が考える“AI時代の法律サービス”

AIに法律相談しても大丈夫?弁護士が考える“AI時代の法律サービス”

2025/11/15

こんにちは。弁護士の森田です。

 

AIで法律問題も解決できる時代…?

 

最近、ChatGPTなどの生成AIを使って、手軽に法律の情報を調べられるようになりました。

「離婚調停の手続きってどうやるの?」「慰謝料の相場は?」「契約書の注意点は?」など、検索するよりも早く、分かりやすい答えを返してくれるAIは、確かに便利です。

では、そのAIに質問して得た情報をもとに、実際に法的な問題を解決することはできるのでしょうか?

 

AIは「便利な調べ物ツール」

 

私自身も生成AIを「弁護士の業務を助けてくれる新しいツール」として注目しています。

たとえば、以下のような場面でAIがすでに活用されています。

  契約書のチェック

  判例・法令の検索

  事実関係の要約・整理

  よくある法律相談への自動応答(チャットボット等)

 

これらは弁護士の時間を大きく節約してくれるため、依頼者の皆様により丁寧に向き合える時間を確保できるという点で、とても有意義です。

 

しかし、AIには限界もある

 

その一方で、生成AIには「ハルシネーション」と呼ばれる問題があります。

事実とは異なる内容を、あたかも事実であるように自然な文章で生成してしまう現象です。

たとえば、法律関係についてだと、

  存在しない判例を示す

  法律の解釈を誤る

  実際には必要ない手続きを案内する

などです。

 

さらに、AIは個別の事情や人間関係の微妙なニュアンスまでは判断できません。

たとえ「一見正しそう」な答えであっても、自分のケースに当てはまるかどうかは、専門的な知識に基づく判断が必要になることがあります。

 

「正誤を判断できる人」でないと、AIは危険な場合も

 

AIが出す答えは、驚くほど「それっぽく」見えます。

そのため、専門的な知識がないと、「間違っていること」に気づけないまま信じてしまうリスクがあります。

AIが出した答えをそのまま正しいと考えずに「裏を取る」必要があるのです。

 

弁護士は「AIでは補えない部分」を担う

 

私たち弁護士の役割は、単に情報を伝えるだけではありません。

  相談者・依頼者の個別事情を丁寧に聞き取り

  選択肢を示し、リスクを説明し

  「最善の解決」を一緒に考える

 

こうした人間ならではのサポートは、今のAIにはできませんし、今後も簡単に置き換えられるものではないでしょう。

 

AIを味方にして、より良いサービスを

 

これからの時代、AIを上手に活用することで弁護士の業務はさらに効率化し、本当に人の力が必要な部分に集中できるようになると考えています。

医療の世界でも、AIが診断を補助し、最終判断は医師が行う形が広がりつつありますが、法律の世界も同じような方向へ進むのではないでしょうか。

AIが発達しても、「人と人との関わり」が必要な場面はなくなりません。
とくに法律トラブルは、人生の大きな転機や悩みに関わることが多く、「ただの正解」ではなく、「その人にとっての最善」や「納得感」が求められます。

AIなどの最新技術も取り入れながら、より質の高い、そしてより「人に寄り添った」法律サービスを提供していきたいと考えています。

 

まとめ

 

AIは、法律問題の調べ物にも便利

でも、正しいかどうかの判断は専門的な知識が必要

弁護士は、「AIでは足りない部分」で活躍するパートナー

 

AIを使って情報収集するのはとても便利ですが、「この内容で進めて大丈夫かな?」と不安を感じたら、ぜひ一度弁護士にご相談ください。

トラブルを未然に防ぐことが、結果としてご自身を守ることにつながります。

 

 

水戸ひなぎく法律事務所では、離婚・相続に関する初回の法律相談は無料でお受けしています。お気軽にお問合せください。

水戸市だけでなく、ひたちなか市、那珂市、鉾田市、笠間市、常陸太田市、常陸大宮市、日立市等にお住まいの方のご相談もお受けします。

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